共通テストの判定で先生と相談する生徒

志望大の判定がベネッセ、河合、駿台などで出ております。

ナンバースクールでも苦戦した生徒は多いようで、

C判定をどうとらえるかによって、

今後の進路は決まってきますね。

また、特定学部にこだわる場合、例えば、

医学部志望のみなさんは、

私大に流れる、ないしは二次比率の高い国公立大学に流れる

という流れもあるでしょう。

医科薬科大、東北大などがそれぞれ地元志向の方、二次逆転を目指す方にはクローズアップされますね。

今回の共通テストをかき乱した数ⅠAの講評もいち早く掲示

高２・１生の方、特に注目ですね。紫竹先生がしっかりまとめてくれています。

 

そして、そんなあれやこれやを考えていたところ

でましたね。

公立高校の予備倍率

 

１、偏差値アップの高校の人気相変わらずですね。

宮城野高校（普通）１．８８倍（偏差値１アップ）

仙台南高校２．００倍（偏差値１アップ）

宮城一高国際探求科・理数探求科１．７２倍（新設）

これらの高校は定員が１００名と仮定すれば

８８名、１００名、７２名が不合格のペース。

昨年の本倍率を見ていても下がる傾向はありますが、

その下がり幅は予測できません。

よって、学力上位層とどうしても受かりたい下位層への分断が今回も起きそうな気がします。

 

２、国際探求科・理数探求科の倍率増とは？

この倍率ですので、

宮一において男女共学化後初の男子の志望者増

となったのではないでしょうか？

仙台三（理数）の倍率がここ２年上がりませんが、今年の要因はここにありそうですね。

仙台一の倍率も１．８７と高いですから、仙台三（理数）【０．９３倍】への変更もあるかもしれません。

宮一の普通科は３年連続で倍率アップはないという私の法則通り１．３７に下がっています。

こちらは相変わらず女子中心の志望なんでしょうね。

 

３、東地区展望

今後、その他考えられることとしては、

東地区として

①宮城野（普）→多賀城（普・災害【災害は定員割れ！】）がどこまで動くか？

※災害科は昨年の倍率アップが影響して今年は慎重になっている層が想像されます。

※宮城野は受験層が多賀城地区よりも仙台市中心部の方も多いでしょう。

⓶塩釜（普）は定員減らしましたが、昨年との志願者は４名増にとどまる程度でした。

※塩釜（ビ）は定員割れ

受験層に大きな変化はないように感じます。

 

以上より、１月の模試の結果も加味してしっかり進路指導して参ります。