大学病院前教室
こんにちは。宮川です。
中3生の多くが講習会で、「こんなに長時間勉強したのは初めて」となるでしょう。
長時間勉強して、先生がチェックして、テストしての繰り返しだから疲れますよね。
ただ、もちろんただ勉強している雰囲気を出しているだけではよくありません。
何ができるようになっているのか答えられるようにしましょう。
それはどんなレベルでも大丈夫です。
例えば方程式の文章題で立式から計算まですべてできればそれに越したことはありません。
仮にすべてができなくても少なくともどこまでできるようになったか言えてほしいわけです。
①立式が難しくても表や絵をかいてみればわかりやすくなるという事実を知ったのか
②立式ができるようになったのか
③立式ができて、その先の計算もできるようになったのか
など、難しい問題においてもどこまで理解できたのかはまちまちです。
次回の確認テスト時にできるようになっていればいいですから、即すべてを理解するとまでいかなくても、今までできなかった①がわかっただけでも相当成長したわけです。
家に帰ったらお母さん、お父さんたちに「今日は○○を理解した、できるようになった」とぜひ伝えてみてください。
実際に口に出すことによって、その単元や考え方は本物に近づいてきますし、できるものが増えていることを日に日に実感できるでしょう。