宿題について
こんにちは、福田です。
あすなろ学院では、来週の授業は年間スケジュールに基づき、お休みを頂いております(振替授業のみ、この期間も実施いたします)。
そして、この期間に合わせて、宿題をいつもより多めに出させてもらっています。
生徒の皆さんの中には、告げられた瞬間「うっ…」となっている人もいたようですが…。
ただ、改めて考えてみると、宿題って何のためにあるのでしょうか?
世の中には、定期テストがない学校があるというのを聞いたことがあるので、宿題がない学校もあるのかもしれません。
ただ、私たちは宿題を出します。
それは、非常にシンプルですが「繰り返す」こと、そして「定着度アップをはかるため」です。
人間は忘れる生き物です。
一度覚えた記憶も、時間が過ぎるにしたがって、少しずつ薄れていきます。
ただ、完全に忘れてしまうかというと、そうとも言えず(中には、完全に記憶から抜け落ちることもありますが)、「もう一回確認してみる」ときは、初めての時よりもスムーズに吸収できることが多いと思います。
という、「言われなくても大丈夫です」的なことをあえて書かせて頂きましたが、やっぱり「繰り返し」は大切です。
私は、今年度は、現時点で中1数学と中3社会の集団授業を担当しています。
実は、これは昨日の中1の授業で、生徒の皆さんにお話ししたのですが、私は一週間分の授業の予習を、休日に目を覚ましてからすぐにやります。
なんとなくとその方が自分のリズムに合っているような気がするからです。
ただ、そうすると授業の曜日までは、少し間が空きますね。
ですので、前日なりに、また少し見直しします。
「こういう流れでいこう」とか確認しますし、少し時間がたってから見直すと「ん? こっちの方がいいかな」とか気づくこともあったりします。
これは、「一度じっくり考えている」そのあと、少し時間がたって結果的にですが、「また別の視点で見直している」ということがあるからだと思います。
やはり「繰り返す」ことは有用であると思います。
皆さんも、「めんどくさいな、大変だな」と思うことがあるかもしれませんが、必ず自分の力となって返ってきますのて、コツコツ宿題をやり続けてもらえたらと思います。
それでは、今日はこのあたりで。