高等部泉中央教室
はぁ!?…どうも紫竹です。
また某ナンバースクールで信じられないような教科指導が行われたようです。
・列ベクトル表記は教えていないからダメ
・(a,b)・(c,d)のように成分表示で内積を表記するのは教科書に載っていないからダメ
・共面条件は始点をその面上に取るやり方しか教えていないから、原点を始点とした係数和1の書き方はダメ
・終点の存在範囲を図示する問題を斜交座標で考えたらダメ
これは暴力であり脅迫だ。
高校生は「内申点」という、恣意的になる可能性を持った評価を
学校に委ねざるを得ない環境にあるというのに。
正しく勉強をしている生徒がバカを見るじゃないか。
高校生の中には、能力が高く、すでに大学以降の学習を始めている者もいるだろうに、
そういう可能性が潰えてしまうとどうして気づけないのか。
生徒からの伝聞だけでこんなに語気を荒くしているわけではありません。
その採点済み答案を見せてもらったうえで、強く憤っているのです。
先生ってそんなに偉いんだろうか。
少なくとも私は、あすなろ学院という塾の中で、
1人の人間として生徒と対等な存在だと認識しています。
「先生」と呼ばれて浮かれてしまうようなことはありません。
基本的に小学生から高校生まで、誰にでも敬語で会話しています。
ときには「お前、ふざけんなよ(笑)」ぐらいはありますけどね。
どうか大人は、子どもの成長を妨げないでほしい。
そのために必要な勉強をしてほしい。
子どもも1人の人間として敬意をもって接してほしい。
そりゃあ生きてる年数が少ないのだから未熟な部分は多いけれど、
いくつもある選択肢のメリットとデメリットを示してあげたり、
支えたり、背中を押したり、そういうのが大人の役目です。
「自分が信じている事柄を同じように信じ込ませる」のは行き過ぎだと思います。
大人は、何でも知っている神様なんかではない。
あすなろ学院に出入りしている子どもたちは、
そういうことを理解して、
良い大人になってほしいと願っています。
今日の音楽は AA= です。俺達の闘争はまだ続く。
高等部泉中央校 紫竹