1. 何が嬉しいか。

何が嬉しいか。

高等部泉中央教室

嬉しそうなのが嬉しい,どうも紫竹です.

国公立大学の合格発表が続いています.

私のまわりの塾生たちも,

宮城大,会津大,長崎大,福島県立医科大,高崎経済大など,

次々と合格していっています.

 

やはり良いですね.

合格したことが嬉しいのは本人,

私は,喜んでいる様子を見るのが嬉しいです.

 

もしかしたら18年くらい生きてきて一番機嫌が良い瞬間に立ち会えているわけですからね.

機嫌が良い人が好きです.

 

もちろん,不合格の人もいます.

しかし,不合格の人の心情を気にしてばかりで合格した人を祝ってやれないのは,

私は違うと思います.

合格したらおめでとう,不合格だったら次を頑張ろう,これしかないのです.

 

そんなこんなですから,なかなか仕事が進みません(笑)

全然いいんですけどね.めでたいので!

 

今日は東北大の発表です.

この記事を書いている今は3月8日なのですが,すでにそわそわしています.

 

では,東北大理系数学3です!

 

(1)は不等式の証明問題でした.

正攻法で差を取って微分,と進めてもなんとか解けるのですが,

特に左側が厳しい計算になってしまう仕様でした.

 

一見普通の問題なのに,いざ手を動かしてみるとどうにもいつものようにいかないというのは,

メンタルにきますね.

2番もそんな印象でした.

 

計算をゴリ押すか,戻って別の手を考えるか.

試験時間を考えると難しいところです.

証明したい不等式自体を予め同値変形してみると,

実は分子をxに統一できるので,こうなれば分母どうしの大小評価ですから,

大変見通しがよくなります.

 

言われれば簡単ですけど,試験の現場では難しいでしょうね.

 

(2)は数列の和の極限を求める問題でした.

もちろんこの数列は和分できないのですが,

(1)で示した不等式を利用して挟み撃ちにもちこむのはすぐにわかります.

 

で,やはり左側です.

右側は区分求積の形が見えてしまうのであっさりですが,

左側をどのように評価できたかで勝敗がわかれます.

 

1/4に収束するように仕向けなければならないと読んで,

多少強引に持ち替えたりして評価していくか,

もしくは「実は普通に和分できる」と気づくか.

 

普通に和分できるのは・・・問題の流れ上,見えにくいような気がしますね.

 

この問題の予備校の評価は標準~やや難のようです.同感です.

易しくはないのですが,制限時間を費やして勝負をかけるレベルの問題ではあると思いました.

これが完答できたら一歩リードできるレベルでした.

 

では!

 

今日の音楽は MESHUGGAH『The Abysmal Eye』 です.健在.

高等部泉中央校 紫竹