1. 思いやりの欠如した大人。

思いやりの欠如した大人。

高等部泉中央教室

久々に怒ってます、どうも紫竹です。

怒っている人の書く文章など読みたくないという方は、

どうか読まないでください。

 

某雑誌で、大学入試センター理事長の山本氏と、

有識者S氏とI氏が対談をしている記事がありました。

 

山本氏は共通テストの立ち上げにあたって専門家の関与が不足していたこと、

センター試験の総括が必要であることを認めており、

「一応理解はしているのか」と読んでいて思いました。

 

問題はそんな山本氏に周囲から茶々を入れるS氏とI氏です。

 

S氏「最初からカチッと動くシステムなんてないんですよ。試行錯誤を続けながら最適に近づけていくしかないでしょう。10年ぐらいはそんな状態なのではないですか。」

 

山本氏「そう言っていただけるのはありがたいのですが、受験生にとってはその回の成績で進路が決まるんですね。試験に大きな問題があって志望する大学に合格できなかった、というようなことが起きたら、責任の取りようがないわけです。」

 

S氏「その時は、運とか巡り合わせというものがある、という重要な教訓をそこで得たらいいのです。(笑)」

 

I氏「そうそう。へたな大学に受かるよりも大きな糧になるんじゃないでしょうか。」

 

この人たち、いったい何を言っているのでしょうか。

百歩譲ってそういう思想の持ち主なのだとしても、

「(笑)」というのは完全にバカにしているでしょう。

 

「へたな大学」ってなんだよ。

大学だって本気で大学やってんだろうし、

受験生だって本気で目指してんだからさ。

傲慢過ぎやしないかねぇ。

 

大人がこんなんで、子どもはどうやって将来に希望を持てばいいんだろう。

ジャーナリストだか何だか知らないけど、

テレビをほとんど見ない私でも名前を知っているような人なのだから、

影響力もあるのだろうに、的外れな上から目線で人を小馬鹿にして。

 

塾生も卒塾生も、絶望はしないでください。

もっと勉強して、教養を身につけて、自分を鍛えてください。

自分の身は自分で守るしかないから、自分が強くあるしかありません。

生きるために勉強すんだよ。勉強ってそんだけ崇高なもんなんだよ。

 

君たちならできる。

ぜってー負けんな。

 

今日の音楽は 今夜はブギーバック です。

この宇多田ヒカルが16歳だなんて…天才としか形容できない。

高等部泉中央校 紫竹