高等部泉中央教室
隠すメリットは無い、どうも紫竹です。
先週は高校2年生の三者面談週でした。
お忙しいところお越しくださいまして、
本当にありがとうございました。
私は、聞こう聞こうと思いながら、どうしてもベラベラ喋ってしまいます。
伝えたい思いがそれだけあるのだということでお許しください。
終始和やかに…とはいかず私が声を荒げる場面もありましたが、
お互いにとって今後を方向付ける重要な機会になったのではないでしょうか。
希望の進路を尋ねると、
「(学力不足の状況で)こんなことを言うと笑われてしまうのですが…」
という前置きを並べる人がいます。
はっきり言って、受験をなめてます。ふざけんなって感じです。
まず、勉強をしていないくせに勉強の大変さがわかったような発言です。
勉強をする、成績を伸ばす、こういうことの大変さは、
本気でそれに取り組んだ人にしかわからないでしょう。
その山が高いかどうかなんて、登ろうとした人にしかわからないんだよ。
また、とりあえず目標は高くしておいて、
あとで下げればいいという魂胆も見えます。
無知とは恐ろしい。
大学受験は宮城県公立高校入試みたいに単純明快なシステムじゃないんで。
「東北大を目指していれば、とりあえず宮城大には入れる」
「山形大を目指して入れば、とりあえず東北学院大には入れる」
そんなはずはありません。まったく違う。
私はどんな志望大を聞いても笑いません。笑っている時間が無駄。
俺を誰だと思ってんだよ、プロを甘く見るもんじゃない。
高い志望を提示されたら、それが実現できるような勉強法を提案するのが
塾講師でしょう。
以前にも書きましたが、私は絶対に大学を斡旋しません。
人から勧められた大学なんて、仮に合格して入学しても、
きっと何も身につかないし、最悪退学します。
自分が「行きたい」と思うことでしかプラスにはならないのです。
無謀でもまず言うことです。
自力じゃ無理だと思ってるから塾に通ってるんでしょう。
発言して、退路を断ちなさい。
そのプレッシャーにつぶされるようなら、
今後の人生もずっとそのままです。
社会は大学受験のように甘くはないですから。
ここに大きなヒントを述べて筆を置くことにします。
大学受験に成功するには、受験生自身が自立していることが重要です。
我々や学校の先生や親に付け入る隙を見出されているうちは、
現役合格など夢のまた夢だと認識するとよいでしょう。
もう一つ、大切なのは、飽きずに懲りずに淡々と続けることです。
方法論は何でもいい。ひとつを信じてやり切りなさい。
皆さんにとってのそれが、あすなろ学院であればいいなと私は思っています。
今日の音楽は The Choice Is Yours です。
HIPHOPで最も好きな曲の1つ。決めるのは君だ。
高等部泉中央校 紫竹