荒井校
こんにちは, 荒井校の澤田です.
「ポアンカレー」という, 食べるとたちまち数学が得意になる新作カレーが発売されました
…の宣伝ではありません.
アンリ・ポアンカレはフランスの数学者(というより科学者と呼ぶべきかもしれません)で
数学が好きな皆さんには「ポアンカレ予想(ペレルマンにより解決済み)」で有名ですね.
その著作に「科学と仮説」があり, 私は, ちくま学芸文庫版で読了しております.
その冒頭部分「物事のうわべしか見ない人にとっては, 科学的真理は疑う余地がない (云々).」
先日の高等部泉中央校ブログ(私も毎週水曜日に投稿しております. 主に高校生向け.)で
森山先生が書かれていた「授業を批判的に受ける」姿勢の重要性.
これを読んだ私は真っ先に上記ポアンカレの一文が頭に浮かんだのでした.
授業を受けるということは「先生の話を聞く」だけ, ということを指しません.
「ふーん…なるほどね. でもこれはどういうことなんだろう?」
「先生の説明した方法より, こっちのほうが簡単に解けそうだけどなあ…」
「あれ?今の説明間違っているような気がするなあ…」などなど.
それでこそ授業が良い緊張感に包まれ, お互いに実りのある時間になるのだと思います.