こんにちは, 荒井校の澤田です. 「ぜぇぜぇひぃひぃ…」と早くも新年度の疲れが出ているわけではありません（ぜぇぜぇ…）. 良いものは良い, 良くないものは良くない, と臆せず伝えられる先生でありたいです. ここ数日で, 4月模試の成績票を返却しています. 1回の模試の結果が良かった悪かった…ということよりも, 過去の履歴と照らし合わせて成績推移の傾向を見たり, 現状の課題分析をしたり, 今後の学習の方向性を提示することが私の仕事であると理解しています. 模試受験者には, すでに解き直しノートを作成するよう指示を出してあり, 何人かは完成版や途中経過版を見せてくれました. まず, 模試を受けたことそれだけで, なにか「一仕事終えた」みたいに考えるのは間違いです. 勘違いしてはいけません. 以前のブログにも書いた通り, それは健康診断を受けたに過ぎないのです. 健康診断を受けただけで健康になりますか？治療しないといけないのでは？ 成績が伸びない人の多くは, 結局この部分が甘く「なあなあ」にしているのではないでしょうか. 解き直しノートを提出してくれた人には, 「ではこの問題を私（澤田）に向かって解説してください.」 といって, 何問か選んで解説をしてもらっています. 選ぶ問題は 「模試当日に解けなくて, 解説を読んでもピンとこなくて, 先生に質問して教えてもらった」問題です. こちらも授業や質問対応のときに「わかりやすく教えること」は仕事の一部（全部ではない）ですから, 「ああなるほど, わかりました！」と塾生に言わせることは難しくありません. ただし, 私はこの, 塾生が言う「わかりました」は基本的には信用しないことにしています. 「わかったつもりになっているだけ」のことは存外多いですし, 「（面倒くさくなって話を切り上げるために）わかりました」と言っているケースもあるからです. そこで, 私に向かって解説してもらい, 本当にわかっているのかを確認するわけです. 私もただ黙って聞いているだけではなく, 途中途中で質問をぶつけたりしますから, 塾生は大変でしょう. しかし, これをクリアし「オッケー！完璧！」と私から言われたたときに見せる 塾生の自信に溢れた表情は, 世界遺産に勝るとも劣らない絶景です（喩え不適切）. そしてお家に帰り「先生に完璧だって言われたよ！」と報告するのです. （…という報告が保護者の方から続々と届いております）. 復習を有耶無耶にしようとしている人には, きっぱりと注意します. 「復習しなさい」と言うだけなら, 塾講師でなくても, その辺を歩いている人だって言えます. （その辺を歩いている人, ごめんなさい.） 実際に復習を「させきる」のが我々の仕事です（ひぃひぃ）.