高等部泉中央教室
自習の質を高める、どうも紫竹です。
以前から気になっていたんですよね。
自習室に来て勉強してはいるんだけど、
なんだかずっと同じページをやっているとか、
本当にやるべきことを完遂しているのかとか。
自習室の見回りは必ず毎日何回か実施しているのですが、
「何をやろうと思ってここに来たのか」
「それがどこまで実行できているのか」
を把握する方法はないものかと考えていました。
もちろん、勉強している本人だって実はよくわかっていないかもしれません。
勉強に終わりはないから、
「やれるところまでやる」
みたいな努力目標だけで取り組んでいる人もいるかもしれません。
私は「やれるところまでやる」という勉強の仕方はうまくないと思います。
だって、今やらなければならない分量はあらかじめ決まっているのではありませんか?
「この2時間で●●を10ページやる」
例えばこう決心して勉強をし始めるべきです。
結果として1時間半で10ページやれたら、
30分は好きなことをする時間にしてもいいし、
他の勉強の時間に使ってもいいでしょう。
一番ダメなのは、10ページやらなければならないと薄々気づいているのに、
「やれるところまで頑張ろう」と一見前向きな決心をして、
結果として5ページくらいしかできないという状況です。
残り5ページはいつやるんだよ。
絶対に帳消しにはなりません。
積もり積もって、どこから手を付けてよいのかわからないほどになって、
ドロップアウトしてしまうんです。
家でも学校でも、長時間でも短時間でも同様です。
時間は有限で貴重な資源ですから、
どうか有効に使ってもらいたいわけです。
そういうわけで、私がイメージしたものを栁谷先生が形にしてくれました。

センスがいい。小学生から高校生まで無理なく使える仕様で完璧です。
これは「書きたい人だけ書く」類のものではありません。
「書かなければ自習室が使えない」類のものです。
KAZASUと自習室ノートの記名と同列です。
ああ、せっかくなので、
持ち帰った「やることシート」がたくさんたまったら何か粗品をあげることにします。
現時点では明確な基準は設けていないので、自己申告してください。(適当)
実は「たくさんたまったやることシートを眺めること」が
一番のご褒美なんじゃないかと、私は思っているのですけどね。
普通に生きていたら目には見えない「頑張った証」じゃないですか。
今日の音楽は ATATA です。ATATAは曲が良い。
高等部泉中央校 紫竹