1. ステルスマーケティング。

ステルスマーケティング。

高等部泉中央教室

一時期流行りましたよね、どうも紫竹です。

でもすぐにみんな忘れます。

メディアの、いや、メディアを操る者の思うつぼですね。

 

私は何の報酬も得ていないのですが、最近塾生に特定の書籍を猛烈に勧めています。

以前にもここで紹介した、「入門問題精講 数学Ⅰ・A(旺文社)」です。

 

良いものは浸透しますね、自習室でもこれを読んでいる人が増えてきました。

ある塾生は

「小学生に向けて書いているのかってぐらい丁寧」

と言っていました。

 

これを聞いて

「俺は小学生じゃないから読まなくていいな」

と即断するのはよくありません。

 

何回も繰り返し書いていますけれど、基礎が大切です。

しかしその基礎が難しいのです。

基礎というのはシンプルな理屈です。

シンプルだからこそ、伝えるのが難しいんですね。

複雑なことは、技術で誤魔化して、それっぽく伝えることができてしまうので、

実は難問を解説するよりも、基礎を導入する方がはるかに難しいのです。

 

苦手な人は個別指導を受けたいと考えがちです。

それを受け入れる側は、

「苦手だから簡単なことを教えればOK」→「力量の低い先生でもOK」

となりがちです。

しかし、これは完全に誤りなのです。

 

「苦手な人に基礎を教える」なんて、めちゃくちゃ難しい話で、

力量の高い先生じゃないと無理です。

 

しかも先生をつける個別指導って時間も限られますからね…

こんなに難しいミッションを、私は他に知りません。

 

「わからないところだけポイントを絞って教えてほしい」

なんてことも要望されることがありますけど、

小学校低学年ならまだしも、もう9年とか10年とか積み重ねてきた算数・数学で、

わからないところがあったとしてどこまで遡ればそれがわかるようになるのか。

 

高2生でも高3生でも、ほとんどの場合で、

高1の最初まで遡らなければならない、ということはどうかご理解ください。

 

ですから、私たちはASU-visionやWINGNETのシステムを強く勧めています。

どのタイミングでも高1の最初の内容まで遡って、

時間もたっぷり使って、全部やり直せます。

 

あれ?結局ASU-visionの宣伝みたいになってしまいましたね…

入門問題精講が優秀ですよ、という記事のはずなのに。

ASU-visionを受けた上で、読んでみたらいいです。

基礎がさらに強くなるはずです。

 

今日の音楽は Bombtrack です。27年前の曲か。

高等部泉中央校 紫竹