高等部泉中央教室
圧倒的であるしかない、どうも紫竹です。
突然ですけれど、入学試験というのは基本的に不透明ですよね。
自分の答案がどのように採点されたのかを知らされることなく、
合否だけ知らされるわけですから。
しかも、正解が1通り(の表現)しかない問題だけならまだしも、
正解に許容される表現の幅が広い問題も多数あるわけで、
それがどのような採点基準に基づいているのか、まったく非公表なわけです。
高校受験もそうだし、大学受験もそう。
高校受験では、合同や相似の証明問題がどのように採点されているのか、
国語の記述問題や作文がどのように採点されているのか、
もっといえば部分点があるのかないのかすらわからないわけです。
大学受験は超公平なセンター試験を除けば基本的にすべて不透明です。
(そのセンター試験も残り1回ですが・・・)
大学が正解を公表する、ということになるわけで、
ほんの少しだけ不透明性が薄くはなります。
しかし、公表された正解について、大荒れになるような気がしています。
「出題者(大学)はこう解いてほしかったのか」
「これは高校内容を逸脱しているではないか」
各方面(学校・保護者・受験生・塾や予備校など)から、
大学の入試課に質問や抗議の電話・メール・FAXが飛び交ったりして。
そうならないような問題を作成し、その解答を作成し、
公表すればいいだけですけどね。
果たしてすべての国公立大学にそれをする能力があるのかどうか。
大学は日本のエンジンだと私は思っていますので、
大いに期待しています。
ということで、宮城県の公立高校入試の前期選抜というのの、
数学の一番最後の問題なのですが、私は次のように解きました。
横と縦の枚数比は2:3だから、
600枚に重複する2隅分の2枚を足して、
602枚を2:3:2に分けると、
横1行の枚数が602×2/7=172枚とわかる。
長さはこれを3倍して、516㎝。
皆さん(中3生及び業界人)はどのように解いたのでしょうね。
今日の音楽は 肩車 です。滲んでPCが見えない。
高等部泉中央校 紫竹