高等部泉中央教室

はい、西野です。
久しぶりに写真をアップしてみました。
一つは、江戸時代後期の米沢藩主の上杉鷹山の言葉が刻まれた石碑です。
元アメリカの大統領ジョン・F・ケネディやビル・クリントンが、
日本人の政治家の中で一番尊敬している人物としてこの上杉鷹山を挙げていますよね。
あとは、桜の季節だけに夜桜をアップしました。
春がやっと来た感じがします。
といっているうちに、5月になってしまうのですよね~。
さて、今日のテーマは、
「戦略なくして結果なし」
です。
全国模試のE判定でも合格した。
過去に卒業生でもE判定で合格した生徒はいます。
ただ、これを都合よく解釈する人たちや、
希望を持たせるために伝える人が多いとは思います。
でもね、
そんなに簡単なものではないのですよ。
模試は模試であって、
自分が受験する入試の出題傾向とはまた別。
自分が受験する入試問題の傾向を研究して、
それを日々の勉強に取り込んでいるかどうかなんです。
「模試ではよかったのになあ」
模試だけに全ての判断を委ねるのは、お門違いというもので。
模試で高得点を出すための努力をするくらいなら、
自分の志望校で高得点を叩き出す努力をするのが当然というものです。
模試を受験しているうちは、みんな希望に満ち溢れています。
しかし、センター試験などの結果が出れば、現実路線に切り替える人が多いわけで。
今まで判定に書いてこなかった志望校を受験する人もいます。
結局のところ、当日どんな人たちが出願して、その場にいるかは分かりません。
自分のこれまでの勉強の定着度を確認する材料として模試を活用し、
さらに、志望校で出題されやすい部分の完成度を確認するために活用するのはいいと思います。
あとは、今年どれくらい出願を考えているかの人数を知るための
参考資料として使うのはいいとは思います。
受験生が意識することは、模試の判定を上げることではなく、
取り組んできた知識への精度や正確さを高められているかの確認をすることです。
だから、過去問題もそれを知る機会です。
模試だけではありません。
自分の状況を確認する材料は色々あります。
だからこそ、日々は、自分の頭に知識を入れることしかないのです。
そして、それをどういう順序で組み立ていくか。
自分の現状を考えて、どれから組み立てていくのか。
それが戦略です。
闇雲に勉強していても、合格できるのか不安なまま。
だから、出題傾向に合わせて、優先順位を決めて、取り組んでいく戦略が必要です。
こっちの方が断然重要です。
合格にどれだけ固執していくか。
勝ちにどれくらい固執していくか。
満遍なくできるのなら苦労はしません。
それができるかどうかは、自分がよく分かっているはず。
自分で思っている事を無視して取り組めば、
必ずどこかで限界を迎えます。
だからこそ、
事前の打ち合わせを行って、
それに自分の意見を取り入れて、
戦略を組んで進んでいく事が、
結果、最初にいった結果を引き寄せると、
私は思っています。
自分の中にある「やり遂げる気持ち」や「挑む覚悟」が
何よりも道を切り拓くのに必要なことなんですよ。
高等部泉中央校 西野
今日のNK心の声
美味しい話は、自分の不安を埋めるための良い材料。