大学病院前教室
こんにちは。宮川です。
私立入試結果が出そろいました。
結果は….残念ながら全員が合格とはいきませんでした。
特に東北学院高校はまれにみる難しさでした。
元々今年は少し難しくなると予想されていましたが、その予想を超えて難しくなっていました。
↓まず2年前の合否データです。(東北学院高校のHPより)

↓次に昨年です。

見ていただいてわかる通り、2年前までは受験者の9割以上が合格していました。
昨年は約8割に減ってしまいました。今年はそれより難しいと予想できたのですが
その理由は主に3つあります。
①公立併願可能入試導入
②男女共学化による影響
③高校の先生が合格者を減らすと言っていたこと
です。
①は昨年(確か)から導入されていましたが今年は評定の基準が上がっていました。(2 年~3 年の全教科の評定平均値が,4.5 以上)
②は女子も入学可能となれば単純に今までの受験者層+女子の生徒になるわけなのでレベルは上がります。
共学化して、仙台一高や仙台三高の基準偏差値が上がったのと同様です。
(ちなみに元女子高は男子があまり入学しないのであまり基準偏差値は上がりませんでした。)
③現高1生のクラス数が17クラス(635名)になったらしく、それによって今年度からは減らす宣言をしていたみたいです。
以上より難化を予想はしていましたが、偏差値60後半の受験生でも特進だけでなく総合進学にも不合格だったようで…
これはほぼ全員予想していなかったのではないでしょうか。
ただ、落ち込むことはありません。
明らかに今回の入試問題は難しすぎましたし、普通の勉強をしてもとれない問題はいくつかありました。
大事なのは気持ちを切り替えて公立高校の受験に臨むことです。(このときの「のぞむ」は「望む」ではないですよ。受験生のみなさん)
残り公立高校まであと1か月を切っています。残りのラストスパート、前を向いてがんばりましょう。