高等部泉中央教室
予想的中、どうも紫竹です。
大学入試改革の3つの柱
①英語民間検定
②国語と数学の記述式問題
③主体性評価
のうち、①が頓挫したのも記憶に新しいのですが、
②も延期が確定的らしいと報道が出ました。
まったく予想通りで、驚きもしないのですが、
一生懸命「共通テスト対策」などを謳ってらっしゃる方々からすると、
けっこう困ってたりもするんですかね。
私は一貫して、語弊を恐れずに言えば従来通りの指導を提供してきましたし、
これからもそうするつもりです。
従来通りというのは、
「すべてにおいて基礎が最も重要である」
という価値観に基づくということです。
応用力とか、使える知識とか、耳に心地よい言葉はいくらでも並べられますけど、
結局基礎の無いところには何も築けないわけです。
どういうわけか公教育そのものが受験対策に注力しているので、
受験がそちら側に流れていくとそちら側の指導が重視されて、
基礎が軽視されていきます。
ですから、あすなろ学院で基礎を学び、学校で応用を学ぶという形で、
勉強が完結していけばいいのではないかと思っています。
どうも塾はテクニックに特化した指導をしているとか、
学校の勉強だけでは物足りないような意識の高い人が行くところだとか思われている節もあるようですが、
少なくともあすなろ学院はまったく違うのです。
派手なパフォーマンスも目新しさもない、地味な基礎指導に一極集中しているのです。
そういうわけで、受験がどうなろうがあすなろ学院の塾生は救います。
記述式なんて50万人規模の試験では実現不可能なんだから、
最初から机上の空論だったのです。
せっかくだから主体性評価も無くして、共通テストも無くして、
英語筆記とリスニングの配点も元に戻してセンター試験続投で行ってほしいです。
主体性評価って何なんでしょうね。
「部活で部長をすると3点」とかそういう風に行動が点数化されるような考え方って、
まったく健全でないと思います。
小中高の6才から18才の間ですら不祥事が許されない(記録されるから)なんて、
ドロップアウトする若者が今以上に増えるんじゃないでしょうか。
現時点で就活に失敗して自ら命を絶つ人もいるような時代です。
社会全体が寛容さを見失っているのだと思います。
叩けるところがあれば叩いてやろうと思っている人がとても多いし、
叩いている人を見て感化される人もなんだか多いようです。
SNSでは特に。
「何度でもやり直せる」なんて奇麗ごとである場合のほうが多いのは事実です。
でも、私は何度でもやり直せると思っています。
だから、同じように思って頑張っている人は応援しようと思っています。
そんな輪が広がっていけば良いなあなんて奇麗ごとをしたためて、今日は筆を置きます。
今日の音楽は BAND-MAID です。
新譜が素晴らしいですね。日本が世界に誇るロックバンドの1つです。
コメント欄は英語ばっかり。
高等部泉中央校 紫竹