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  1. だからどうした

だからどうした

高等部泉中央教室

西野です。

共通テストの結果が出て、

様々なところで話題になっています。

それを踏まえて、今日の話をしたいと思います。

 

今日のテーマは、

「だからどうした」

です。

 

今年の共通テストを踏まえて、

共通テストの怖さ、

大学受験への恐怖を感じたと、

とある高校の2年生たちが

話していたそうです。

 

そういう話になるだけ、

私はマシというか、

勉強に向けて、

必要な感覚を持っていると思います。

 

そんな中、実際に受験した受験生はどうでしょうか。

これまで志望校に向けて取り組んできた受験生だとしたら、

「だからどうした」

と、すでにもう切り替えていることと思います。

 

みんな厳しい状況に置かれているわけで、

いつまでも引きずっていたら、

これまで取り組んできた自分に申し訳ないと、

きっと感じています。

 

自分だけが悪かったのなら、仕方ないですが、

共通テストを受験した、

受験生誰もが追い込まれてたわけですからね。

 

これまでの自分は、

志望校合格に必要なものを会得するために

頑張ってきたはず。

 

多くの難しい問題に挑み、

そして、その都度、自分の知識を修正してきたはず。

 

だから、今回の結果を気にするだけ、時間の無駄。

 

取ってしまったものは、もう取り返せません。

 

恐らく、難関大学を受験する人たちから、

もう昨日のこととして考えて、

今できることに動いているはず。

 

自分がこれまでに費やしてきた、

知識を確実なものにするために、

時間を使い始めているはず。

 

今回の共通テストの結果が悪かったとしても、

それで自分のこれまでを否定するのも、

私からしたら筋違い。

 

あらゆる問題に対応できれば、

それはそれで素晴らしいことですが、

こういう時もあります。

 

だから、

これから始まる入試は、

今回の共通テストの結果を

引きずった時間が長い人たちから、

消えていくと思います。

 

大切なのは、

結果を踏まえて、次の手をどう考えるか。

状況を踏まえて、次の戦略をどう立てるか。

 

そう考えると、今年はチャンスです。

 

恐らく、高得点層が少ないわけですから、

そこにつけ入る隙があるということ。

 

戦意喪失している人たちがたくさんいるわけですから、

気にせず、これまで通り、自分の力を磨くことに切り替えた人が、

一歩、いや、二歩、三歩とリードできます。

 

リサーチだって、

リサーチを見て、

これまで考えていなかった大学に、

出願する人たちがこれから出てくるわけですよね。

 

リサーチで良い判定が出ていたところで、

それは当日の判定ではありません。

 

今現在は良くても、当日同じ判定だった人が、

たくさん集まってしまったら、

その判定はもう意味をなさないわけで。

 

判定は目安でしかなく、

すがるものでも、頼るものでもありません。

 

頼れるのは、

今日この日まで取り組んできた自分自身です。

 

自分に負荷をかけてでも、

取り組んできたのは、

何のためか。

 

だから、

さっさと切り替えて、

次の本戦に照準を合わせて、

動くだけですよね。

 

高等部泉中央校 西野

 

今日の名言!

Everything that one thinks about a lot becomes problematic.

考え過ぎたことはすべて問題になる。

- Friedrich Nietzsche(ニーチェ、ドイツの哲学者、古典文献学者 / 1844~1900)