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  1. 諦めは成果の一つ

諦めは成果の一つ

高等部泉中央教室

西野です。

WBCは、必ずドラマがあります。

スランプから脱却した選手の姿、

本当に感動します。

まもなく決勝戦ですね。

楽しみです。

 

今日のテーマは、

「諦めは成果の一つ」

です。

 

社会人を迎える卒業生によく伝える話があります。

「3年は踏ん張れ」と。

 

1年目は、理想と現実の狭間を生きる。

2年目は、1年目の反省を生かすために生きる。

3年目は、2年間のひとまずの結果を残すために生きる。

 

いやね、中学時代、高校時代を振り返ると、3年なんですよね。

3年間で色々なことを仕上げることが可能であると、

生きてきた中で悟るんですよね。

 

高校生活に慣れる1年生。

本当に、理想と現実の狭間を生きている感じですよ。

「話が違う!」とか「楽しむ暇がない!」という感じで。

 

そして、2年生を迎え、

これまでの反省を生かす人と、

半ば諦めながら楽しい部分だけを抜粋する人に分かれます。

 

最後の、3年生で、

目標に向かい時間をどのように過ごしていくか考える人と、

慌てて将来を考え始めて、何となくで動き出す人に分かれます。

 

何でもそうですが、

先のことを考えて備えるために行動する方が、

気持ちにゆとりが出ます。

 

しかし、

見えない未来に向けて行動することほど、

大変で、逃げ出したくなるものです。

 

それを支えるのが、これまでの経験です。

 

振り返れば、全て同じことの繰り返し。

「またあれをするのか」と飽きてきたり、

「また一からか」と面倒くさくなるものばかり。

 

そこでね、

「結局、こういうことの積み重ねなんだな」と、

割り切れた人から歩みが始まるものです。

 

あとは、成果を出すまでの辛抱の日々。

 

「これだけやったのに・・・」と嘆くことも多々あります。

自分が目指す目標は、それだけでは満足しないということです。

何度も心が折れます。

 

しかし、ふと思うわけですよ。

「これだけ心折れてるのに、よくやってるな自分」と。

 

それは、

周囲のサポートのおかげでもあり、

自分が目指す目標のおかげです。

 

目標は、ただ目指すためのものではありません。

自分を成長させてくれるものなんです。

 

目標を変えるということは、「諦め」なのです。

色々なことを経験してきたことで、

目指す目標の意味が理解できたことによる、

冷静な判断なんです。

 

生きていく上での選択肢が減るということは、

悲しくもあり、辛いことでもありますが、

取り組んできたが故の成果の一つでもあります。

 

「諦めるのはよくない」と、

よく悪い意味で使われますが、

社会を見れば分かりますが、

この「判断」のスピードが大切と教わります。

 

「諦める」は、ポジティブな言葉だと言われています。

昔のブログでも話をしていますが、

悪い意味ではないのです。

 

合格も一つの成果ですが、

諦めも一つの成果です。

 

成功も失敗も、生きる上での大切な成果です。

 

あとは、その成果を踏まえて、次をどうするか。

 

それが全てではないでしょうか。

 

高等部泉中央校 西野

 

NKからの今日の一言!

なぜ私の時に放送事故など、色々なことが起こるのか。