荒井校
G-PAPILS荒井校の高橋です。
夏期講習会は5日目に突入!
昨日は呂蒙の故事成語を紹介しました。
今回は孫子から。
知彼知己 百戰不殆
不知彼而知己 一勝一負
不知彼不知己、毎戰必殆
書き下し文にすると
彼を知り己を知れば百戦殆ふからず。彼を知らずして己を知れば一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦ふ毎に必ず殆ふし。
ざっくり言ってしまえば、敵と戦うにあたって、相手の情報と自分の情報をしっかり知ったうえで戦いに臨めば百戦したとしても危機に陥ることはないだろう。逆に何も知らずに戦いに臨めば、毎回危機的状況に陥るだろう、ということのようです。
この戦いを受験と考えると、彼とは入試情報。入試の過去問などをよく分析し、傾向や頻出単元などを知っておくことが彼を知ることにつながります。
己とは言うまでもなく自分自身。自分の得意・不得意。どこができて、どこができないのか、などを把握することが己を知ることに繋がります。
どちらも、戦いの前にしておくことですよね。
準備八割といいますが、本番までにどのくらい準備できたが勝敗に直結してしまうということだと思います。
この夏は、全力で己を知る機会にしてほしいですね。